10 October 2011
[Smalltalk][Squeak] 日本語版Squeak 4.2 all-in-oneの更新
久しぶりに日本語版Squeak 4.2のall-in-oneパッケージを更新しました。
今回の変更は、
- VM
- Cog VMをr2496に更新。
- Windows Legacy VMを4.1.1に更新。
- Mac Legacy VMに5.7.4.1(Cocoa用)を同梱。mac_run.commandのデフォルトにした。
- Carbon VM(4.2.5-beta1U)を使うにはmac_run.commandを書き換えること
- イメージ
- ビットマップフォントのサポートを復活
- Alien FFIのサポート
となっています。
次世代VMであるCog VMはまだβ版扱いですが、活発に開発が進められているのはむしろこちらなので、よほどのことがない限りCogを使うのが良いと思います。
また、イメージ側では、日本語ビットマップフォントのサポートを復活させました。TrueTypeも良いのですが、ビットマップフォントも軽量ですし、それなりのメリットがあります。
JaExFontUtilForSqueak setDefaultFontsToDefaultMultiStyle.
でビットマップフォントに切り替わります。
地味ですがAlien FFIが読み込めるようになっているというのも便利なところです。
Installer squeaksource project: 'Alien';
install: 'Alien-Core';
install: 'Alien-Examples';
install: 'Alien-LibC'.
で入ります。Cog VMであればAlien FFI用のプラグインは内蔵されているので、上記のみでAlien FFIが使えるようになります。JNIPortあたりをさらに入れ、Javaとつないでみたりするのも面白いでしょう。